とてもかなわないと思っていた「ショムニ2013」との水10の戦いに、最終回はダブルスコアに近い16.4%。
まず、坂元裕二のオリジナル脚本が完璧で、その脚本に忠実にこだわった演出チームも素晴らしく、
その映像は、まるで映画のような色彩だった。
キャストも実力派ぞろいで、中でも押さえた演技の「田中裕子」は秀逸だった。
展開を急がず、ゆったりと流れるセリフひとつひとつに意味があって、本当によくできたドラマだった。
すべてをこのレベルにするには、手間と暇と時間がかかり過ぎるし、
まず、圧倒的に力量のある脚本家が少ない実情は、なんともし難い。
せめて、1クールで放映される各局の連続ドラマのうち、1本でもこういうドラマを作ってもらいたいと、切に願う・・・。
P.S どうして、タイトルが「Family」や「Mother」ではなく「Woman」だったのだろう・・・?