12月 222010
 

昨夜、最終回を迎えた「フリーター、家を買う」

ストーリーは、フリーターとなった青年が母の鬱病発覚を機に、

家を建てることを目標に、就職活動に励むという至ってシンプルなお話し。

そこには、殺人事件も難解な犯人探しも派手なアクションもCGを使った演出もない、

ある家族の日常が淡々と映し出されるだけ。

そのドラマが平均視聴率18.6%という、最近月9でも出せない数字をとったのは、

こういうドラマがみんな観たかったんだな~と再認識。

ニノが主演ということ以外、話題にのぼることもないであろうテーマに挑んだ、

さすが「フジテレビ」脱帽である。

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12月 152010
 

忘年会でぐでんぐでんに酔っぱらった状況で観ながら、ボロボロ泣いてしまった昨夜の「フリーター、家を買う」

私も含めて、かつて息子だった人間には、「母親」という存在には滅法弱い。

どんな悪さをしても、弱音を吐いてもいつも味方でいてくれる、唯一無二の存在だから・・・。

「大好きな人にはいつも幸せでいてほしい。」と願う主人公と、

「いついかなる時も息子を守る。」母親のシンプルな構図が、このドラマの魅力だ。

p.s ニノはもちろん、このドラマの井川遙と香里菜は上手すぎる!

12月 012010
 

テレビを観ていてこんなに心に響くセリフってそうはない。

昨夜「フリーター、家を買う」にて

仕事に自信を失くし、仕事を休んでいる「香里菜」扮する建設会社のOLに

「大友康平」扮する土木現場の社長が、

「自信なんてなくていいんだよ・・・。

自信なんてものは、神出鬼没なもので

突然現れたと思うと、突然消えてしまうものだから・・・。」

原作にある言葉なのか?それとも脚本家が考えたセリフなのか?

にしても、深い言葉だよな~。

10月 202010
 

役者として、俳優としての「二宮和也」の存在感は図抜けていると思う。

それは、演じているときより、むしろナレーションとしてはいる「独白」に表現される。

声の表情だけで、その風景を決定させる力を持っている役者などそうそういない・・・。

「フリーター、家を買う。」の初回は、重いテーマではあるが久々に見応えのある

ドラマらしい作りは、次回以降に期待してしまう。

P.S 何気に久しぶりに見る母親役「浅野温子」がいい。