2月 092013
昨夜、金沢にある北國新聞赤羽ホールで開催されたリサイタル。
企画段階から、携わっていた公演が、ようやく実現する運びとなった。
ヴァイオリニスト・川井郁子さんとオーボエの古部賢一さんのデュオということで、
そのレベルの高さに正直驚いた。
楽譜をもらってすぐ初見で演奏できることは、大変難しいことだが、
プロの演奏家ならできなくもない。
前日のリハーサルで、急遽決まった楽曲を、本番当日のリハーサルだけで、
見事にやりきったのは、一流である証拠だろう。
単に演奏するだけでなく、相手のパートとのバランスを考え、
その場で少しメロディを変えたり、テンポをずらしたりできるのは、
もはや神業とも言える。
そんな緊張感溢れる現場に入れるのは、この仕事の醍醐味かもしれない!