12月 242009
 

M-1のようなお笑い全盛の今の時代、浪曲師に注目が集まることはまずない。

通常、頭に浮かぶ浪曲師像とは、明らかに一線を画す存在が、「国本武春」だ。

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まず、客との絶妙な掛け合い、三味線をバンジョウやギターのように扱うテクニック。

時折、魅せるフォーク歌手のような歌声。

濁声でうなる、「清水次郎長」の雰囲気はない。

5年前、PARCO劇場での公演を観たときは、衝撃で

席から立てないほどだった。

きっと、近い将来、大ブレークする予感さえあった。

そして、昨日の横浜・関内ホールでの公演。

相変わらずのトークと人情物の浪曲は、さすがである。

ただ、5年前に受けた衝撃は、もうない。

上手くて、面白くて、楽しめる公演ではあるのだが、

5年前に感じた圧倒的なパワーは、残念ながら感じない。

あまりに器用すぎるが故、本人が「国本武春」を持て余しているようだった・・・。

 Posted by at 3:15 PM

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