手や足への甘噛みよりも、もっと大変だったのは、物への固執。
タオルや靴下など、柔らかく臭いの強いものは、大好きで、
一度咥えたら、それを取り除こうとすると大変だった。
口をこじ開けようとすると、唸り声とともに、攻撃的になる。
犬の届かないところに置いてしまうか、
咥えたら、遊びが終わるまで、待つしかない。
飽きた頃には、かみ砕かれて、もう使うことはできなのだが…。
手や足への甘噛みよりも、もっと大変だったのは、物への固執。
タオルや靴下など、柔らかく臭いの強いものは、大好きで、
一度咥えたら、それを取り除こうとすると大変だった。
口をこじ開けようとすると、唸り声とともに、攻撃的になる。
犬の届かないところに置いてしまうか、
咥えたら、遊びが終わるまで、待つしかない。
飽きた頃には、かみ砕かれて、もう使うことはできなのだが…。
大型犬の甘噛みをなんとか止めさせようと、
本や、インターネット、youtubeなどあらゆる手出てを試してみる。
そんな折、知り合いからドッグトレーナーの紹介を受け、
週に1回、1時間ほど、妻とともにトレーニングを受ける。
まずは、おやつを使い「お手」や「待て」「伏せ」などの指令の方法、
呼び戻し、お散歩の指導など。
2カ月のコースだったと思うが、根本的な問題の解決には、時間が足りなかった。
2カ月で、我が家にやってきたオスのゴールデンレトリーバーは、
なんでも噛んで確かめる「甘噛み」が始まる。
抱っこしようと、撫ででかわいがる時も、手を噛んでは確かめる。
これ、結構痛いし。痣になる。
興奮すると、とくにひどく、軽いDV状態になる。
これは、しつけが必要と思い、ドッグトレーナーさんのお世話になる。
長い、長い、戦いの始まりだ…。
今から5年前、
近所のペットショップから、我が家にやってきたゴールデンレトリーバー「COPU」。
いまや、ずいぶん落ち着き、家族の一員となっているCOPUだが、
初めて大型犬を飼った私は、戸惑いの連続だった。
ただの2カ月の可愛い子犬だと思っていたら、大間違い。
いまだからこそ、書けること、思い出しながら、書いてみようと思う。
まずは、可愛さに騙されて、苦労の日々から…。