4月 112017
 

日本人にとって、「浅田真央」の存在は、唯一無二である。

それは、天才フィギュアスケート選手という枠では納まらない。

女性アスリートの枠でさえ、はみ出してしまう。

「吉田沙保里」「澤穂希」という国民栄誉賞アスリートと比べても、

その存在感は異質であり、孤高である。

五輪では、一度も金メダルに届かなかった悲運の天才は、

日本人の心の中に、ずっと住み続けている。

26歳という年齢も意味をなさぬほど、そのストイックさと過酷なまでの運命に翻弄される姿は、

彼女の存在感を、一層際立たせる。

14歳の衝撃的デビューの完璧な演技から、流れた12年の月日を思うとき、

これからの人生を、騒がれることなく、静かに、ひっそりと、そして幸せにと

願うほかない!

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