先月の話になってしまうが、22日のフジテレビ金曜プレミアム「連続企業爆破テロ 40年めの真実」は、見応えのある番組だった。
警察からの視線、新聞記者からの視線がうまく折り込まれ、片時も目が離せない臨場感があった。
1970年代の爆破テロは、遠い昔の話でありながら、この日本で
「イスラム国」はじめ中東諸国に吹き荒れるテロの嵐と類似した同様な事件が起こっていたことに驚かされた。
とくに取材班の新聞記者の中には、以前の上司も含まれており、
地を這うような丹念な取材ぶりと警察との緊迫感溢れる攻防から、
世紀のスクープが生まれたこともよくわかった。
40年前と違い、現在これだけのこれだけ劇的なスクープが、新聞紙面におどることも少なくなった。
新聞記者のステータスが保たれた時代でもあった・・・。