ランニングを始めて3年の昨日、「つくばマラソン」に出場した。
初めてのフルマラソン42.195kmは、想像以上の苦しさだった。
25kmまでは、前もって決めていたペース通りに順調に走っていたのが、
25km過ぎから、太腿の膠着、腰の痛みからスピードダウン。
30kmでは、走ることもきつくなり、歩いては走るの繰り返し。
35kmに至っては、もう歩いているランナーに追いつけないくらいのスローダウンで、
頭の中は、制限時間内にゴールすることだけを追い求めていた。
5時間切り(サブ5)を目指したが、なんとか「6時間2分50秒」でゴールし、カッコよくはないが完走できた。
人生は、よくフルマラソンに例えられるが、なぜなのかがよくわかった。
30kmからの残り12kmが、本当のマラソンの苦しさ、喜びが錯綜するからだ。
52歳の私も、ようやく30kmを過ぎたところ、これからが本当の人生なのだろう・・・。