何から何まで、8年前のフランスW杯のVTRを観ているかのような今回のブラジルだが、
8年前には、ACミランやインテルのようなビッグクラブにいる選手はいなかった。
間違いなくチームは強くなったはずなのに、まったく勝てなかった。
いまだに、アジア最終予選で「絶対に負けられない戦い」なんて言ってるようでは、
相当な幸運でもない限り、世界では勝ち抜けないことがはっきりした。
決勝進出したチームの顔ぶれをみれば、ネイマール、メッシ、ロナウドなどは別格にしても、
エースと言われる選手は、ヨーロッパのビッグクラブでもエース的存在であることだ。
アジアでの戦いは、国内組でも圧勝できるくらいの底上げと、
代表は、ビッグクラブのレギュラーメンバーで固められるくらいのレベルアップがあって初めて、
「目標は、ワールドカップでの優勝」との言葉に、現実味が帯びてくる。
今の小学生が代表に入るくらのあと、20年は必要か・・・。