1月 272014
 

封切り当時、「東京家族」を観た姉から、絶対お薦めの映画だと紹介されていながら、ついつい先延ばしにしてしまい、見損なってしまったのを残念に思っていた。昨夜、地上波初放映を観て、なるほど薦められた理由がわかった。

なぜなら、まるで、山田洋二監督がモチーフとしたのではないかと思うくらい、我が家の家族にそっくりな設定だったからだ・・・。

作品は、山田洋二監督らしい極々身近にある家族の風景を淡々と描いた良作で、田舎に暮らす年老いた夫婦が、上京し東京で生活する子どもたちの家を泊まり歩くお話。

長男は医者、長女は美容師、そして問題多き次男は、その日暮らしで舞台美術の仕事をしている設定で、老夫婦と子どもたちを縦軸に、一番世話のかかる次男を「妻夫木聡」と付き合っている彼女「蒼井優」との関係を横軸に、描き出す世界は、まさに小津作品「東京物語」への山田監督のオマージュなのでしょう。

私も東京に出てきてから、就職もせずバンドなどという、ふらふらしていた時期、親父との関係は最悪だったし、就職してからも仲を取り持っていたのは、いつも母だった。

映画の中で、最後に「橋爪功」演じる頑固な父親が、蒼井優に対して「今まで、アイツは女々しくて頼りない息子だと決めつけていました。それが、アンタとの仲睦まじい姿を見て、そうか、アイツは母親似の優しい子で、その優しさが何よりアレの値打ちなんだと気づかされました。」と優しく語りかける。

このセリフは、亡き父が私に語りかけてくれているのではないかと思ったくらいで、号泣ものだった。

もちろん、親父が、私のことをどう思っていたかは聞かされたことはなかったが、「アイツは、いい嫁をもらった。」と思って亡くなったことは、きっと間違いない・・・。

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 Posted by at 12:24 PM
1月 222014
 

先週からスタートした、芦田愛菜主演のドラマ「明日、ママがいない」。

養護施設に預けられた子どもたちの生きざまを描く作品なのだが、その激しすぎる内容に各方面からの非難が相次ぎ、放送中止を求める声さえ上がっている。

第一話を観て、「これは物議を醸すだろうな」ということは、容易に想像できるし、日本テレビはきっと想定済みであったはずだ。

もっと言えば、「明日、ママがいない」の脚本家が問題提起したいテーマとして、施設に預けられた子どもたちをペット扱いにする施設長や、赤ちゃんポストに預けられた子どもに「ポスト」という渾名で呼ぶ子どもたちを描いているのだがら、クレームがきたからといって変更できるものでもない。

「野島ワールド」と呼ばれる一連のドラマの世界は、センセーショナルであればあるほど、その話題性に伴い視聴率も上がることも計算されているはず。

こうなると、単に「明日、ママがいない」というドラマの問題ではなく、テレビというメディアに許される範囲がどこまでかの線引きの問題となってくるのではないか・・・。

いずれにせよ、芦田愛菜が強烈な演技力を発揮すればするほど、番組に対する批判が大きくなってしまうことは、可哀想でならない。

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 Posted by at 8:15 AM
1月 172014
 

もう10年もたつのに、色あせることのない「白い巨塔」の10年ぶりの再放送。

平日の昼放送なので、録画し忘れしないよう気をつかう。

山崎豊子さんの原作が、素晴らしいのは言うまでもないが、

井上由美子さんのまったく隙のない脚本は、非の打ちどころがない。

オールスターキャストのようなキャスティングの重厚感は、10年前のフジテレビの底力が垣間見える。

「半沢直樹」「あまちゃん」など傑作ぞろいだった昨年の連続ドラマでも、

スケール感では、この「白い巨塔」には遠く及ばない。

2クール、半年をかけて放映された「白い巨塔」は間違いなく、ここ20年で最高傑作だ。

財前五郎を演じきった「唐沢寿明」にその後当たり役がないのが、寂しく思う。

低迷が続くフジテレビに期待されるのは、重厚感溢れるドラマで2クールをぶち抜いた編成の英断ではないかと、「白い巨塔」を観ながらつくづく感じる・・・。

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 Posted by at 7:35 PM
1月 092014
 

昨夜、長女の誕生日で、末娘が「何あげればいいかな~?」と相談されたので、

「何でもいいんだよ。 気持ちだから~!」と答えると、「じゃ、手紙にする。」と言って渡したのは、

8枚つづりの「肩たたき券」だった。

長女がみせてくれた「肩たたき券」に は、「肩をたたいてあげます」「真剣に相談に乗ります」「一緒に遊んであげます」など微笑ましい項目が続く中に、

「あなたが元気のないとき、笑わせてあげます」とい うのがあり、

最後は「素敵な妹になります。」とあって、ちょっと泣きそうになった・・・。

末娘に、「これ、自分で考えたの?」と聞くと、そうだと言う。

親の目からみても、本当に仲のいい姉妹だと思う。

4月の私の誕生日にも、この「肩たたき券」ほしいけど、きっと何もないだろうな・・・。

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 Posted by at 3:06 PM
1月 082014
 

今年、3回目となる「クラシック業界」の大宴会。昨夜は、総勢60名以上が参加し、盛会であった。

当初は、代々木の居酒屋を貸し切って、30名程度が参加した。

クラシック業界という、ある意味閉鎖的な世界としては、珍しいというかある意味画期的な集まりであったのだが、まさかこの会がその先続いていくとは考えていなかった。

とはいうものの、私自身、クラシック業界にどっぷり浸かって仕事をしている訳ではなく、

どちらかといえば、軒先をお借りしているような状況なので、参加するのもおこがましいのだが・・・。

参加する意義は、人によって違うと思うのだが、

私的には、名刺を配りまわって顔を広げようとか、今後の仕事に繋げようという意識はなく、

それでも、クラシック音楽を取り巻くさまざまな人から、話を聞くのは楽しいものだ~!

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 Posted by at 3:17 PM