7月 292013
 

19%で始まった視聴率が、第3話で22%まで昇りつめていくことは、最近のドラマでは稀有なことだ。

きっと「半沢直樹」役の「堺雅人」は誰が観ても、痛快で感情移入できるからなのだろう。

池井戸潤の原作を読んではいるが、ドラマとしてのアレンジが素晴らしい。

堺雅人の脇に、及川光博、香川照之が決まった時点で、勝利はみえていたのかも・・・。

その上、歌舞伎界から片岡愛之助、ミュージカル界から石丸幹二の斬新なキャスティグと、敵役への配置という絶妙さには、恐れ入る。

ストーリーも、単なる勧善懲悪ものではなく、半沢の裏技的な腹芸も垣間見せるあたりは、もう非の打ちどころもない。

最終回まで、このテンションを保ち続けたなら、「家政婦のミタ」を凌ぐ、近年にない化け物ドラマになりそうだ。

P.S 「香川照之」は、役者としての稀有な存在を、歌舞伎界に置くのは、もったいないと痛感してしまう。

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7月 262013
 

今まで、何度も挑戦したのに、なかなかトロトロ感がでなかった「親子丼」ですが、

ようやく「とろとろ親子丼」になりました。

今回は、割り下の分量も量り、だしも使い、おまけに「三つ葉」も用意しました。

実は、「みりん」が切れていてあわてたのですが、「日本酒」と「砂糖」でなんとか切り抜けました。

手軽に作れて、時間もかからないので、我が家の定番になりそう。

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7月 252013
 

2週間前、胸が苦しくなるドラマとして紹介した「Woman」は、回を重ねるたび、胸が締め付けられ、かきむしられるドラマに変貌している。

「もうこれ以上、不幸なことが起こらないでくれ~!」と祈ってしまう。

以前から、薄幸な少女役がはまり役だった「満島ひかり」は、より薄幸な母親役として、坂元脚本は追い込んでいく。

主人公と同様に、2人の子持ちの私としては、母親、父親が揃っていてさえ、大変な子育てである。

先日のある番組で、東進スクールで人気の林修先生が、「核家族とは、人類史上発の出来事で、これまでは一族として、子育ては祖父母を入れた8本の手で、支えるのが当たり前のことであった。」と話していたが、

こと、シングルマザーに至っては、たった2本のかぼそい手しかないのだから・・・。(政治家こそ、観るべき番組なのでは・・・?)

さあ、この後、母が病に倒れてしまうとしたら、このドラマを観続ける自信を失くしてしまいそうである。

P.S 「Woman」は視聴率ではかなわないと思っていた同時間帯の「ショムニ」を今回初めて追い抜いてしまった。

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7月 182013
 

自衛官で唯一の歌手採用として話題の「三宅由佳莉」三等海曹。

今日からituneでの配信も始まり、ボーカル部門で1位となった「祈り」は、

東北大震災の鎮魂歌として作られ、配信収益はすべて復興のために使われるという。

日々鍛錬を重ねたその歌声は素晴らしいのだが、やはりそこにいるのは、ソプラノ歌手「三宅由佳莉」ではなく、

あくまで、ひとりの海上自衛官としての姿だ。

いつも制服を着用し、背筋が伸びた凛とした姿勢こそが、彼女の持ち味でついつい引き込まれる何かを持っている。

日本人として忘れてはいけないものが、彼女の歌声から思い出させてくれる気がする。

嘘だと思われるなら、一度ご拝聴あれ~!

http://www.youtube.com/watch?v=DRG3WEelkj8&list=PLrgYZ8PvID5KYbRi9owDnaXEPV9hUJg1M

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7月 162013
 

先日、父の3回忌法要があり、久しぶりに帰省した。

今年、76歳になる母は、今も現役で働いている。

朝4時に起きて、魚市場で仕入れした魚をバイクに載せ、古くからのお得意さんに行商している。

いつの頃からか、店舗での販売に見切りをつけ、ひとり暮らしで買物に出るのも億劫な、お年寄りためにと日々バイクを走らせる。

自分も充分にお年寄りだと思うのだが、寒い日や暑い日も休まず、ハードな仕事をこなす。

本人は、80歳までは現役を続けたいと願っているが、「年金には手を付けず、暮らしたい」とますます元気に見える母をみると、まんざら冗談とは思えないほどだ。

とはいえ、76歳といえば、もう何が起きてもおかしくない年齢。

孝行する時間は、限られていると痛感した・・・。

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