私の学生時代は、まさに小林克也氏の「ベストヒットUSA」とともにあった。
上京し歌謡曲やニューミュージックから、洋楽を聞き始めた頃は、大人になった気分だった。
久しぶりに、その感覚を呼び起こしてくれた番組が、先日、BSプレミアムで放送された「日本人の愛した洋楽アーティストベスト50」だった。
懐かしいライブ映像とともに、カウントダウン方式で発表、それぞれのアーティストに対する思い入れをタレント達が話し、クリス・ペプラーがJ-WAVEのように解説していく。
第50位のドゥービー・ブラザースからはじまり、伝説のバンドのフー、ディープ・パープル、レッド・ツェッぺリンや今は亡き、マイケル・ジャクソン、ホィットニー・ヒューストン、カレン・カーペンターなど、感涙もののオンパレードでした。
個人的には、ストーンズが10位と意外に低く、ブルース・スプリングスティーンやマライヤ・キャリーがランクインしていなかったのが、不思議だった。
だれもが1位と予想するであろう、ビートルズが3位で、クイーンが1位に輝いてことも、いかにも洋楽ファンという感じがして面白かった。