このドラマを観るたび、脚本って本当に大事だなと思うし、脚本家・坂元裕二氏の凄さにひりひりする。
先日の放送では、こんなセリフが。(まったく正確ではないかもしれないが)
「缶詰が発明されたのは1810年で、で、缶切りは1865年。おかしいでしょう。大事なことは遅れてやってくることもあるんだから、離婚は考え直せない~?」
こんなセリフをどうすれば、導きだせるのだろう・・・?
1話だけでは、あげれば限がないほど、珠玉の名言がさりげなく散りばめられる。
「私は、幸せになりたいからって、人を好きになったりしない。」
「判断力が足りないから結婚する。忍耐力が足りないから離婚する。」「ついでに言うと、再婚するのは、記憶力が足りないからだって。」
ドラマのほとんどが、アパートと祖母が経営するお店と目黒川通り沿いの道だけで展開していくから、そこにあるセリフのやりとりが重みをもつ。
大人のドラマだな~と思ってみていると、中学生の娘も面白いという。
だれが観ても、いいものは、いいんだな~!