TBSのドラマ沈下がひどい。
視聴率はもちろんだが、それにも増して、その内容がひどい。
かつては、「岸辺のアルバム」「金曜日の妻たちへ」「ふぞろいの林檎たち」「金八先生」など名作ぞろいで、「ドラマのTBS」と呼ばれていたのもうなずけた。
そこで、もう何度も繰り返し再放送されている「流星の絆」の話だが、ここ10年のTBSドラマでは、5本の指に入る傑作だ。
東野圭吾の原作は有名だが、脚本も演出もキャスト、主題歌に至るまで、こんなによくできたドラマはそうはない。
主演の二宮和也の熱演は見事なのはもちろん、三浦友和、設楽統など脇役は文句ない。
錦戸亮、戸田恵梨香、要潤の3人に至っては、「流星の絆」の演技があまりにもはまり役すぎて、その後のどのドラマも物足りなく感じてしまうほどだ。
TBSの流星チームは、どうしてしまったんだろう。
「流星の絆」につづく傑作ドラマの登場をひたすら待ち望んでいるのだが・・・。