10月 312012
 

久しぶりにプロ野球中継を観ている。

子どもの頃は、まあまあ熱烈な巨人ファンだった。亡くなった父親も巨人ファンで、すっかり会話も少なくなった高校の頃は、プロ野球と高校野球は父と息子の貴重な会話の拠り所だった。

上京して、一人暮らしの東京生活でも、時折、プロ野球中継は観ていたし、日本シリーズは、大学の授業を抜け出し、生協のテレビで応援したのを覚えている。

20数年前までは、「プロ野球」こそが、日本スポーツ界の頂点に君臨していた。

今や日テレでさえ、巨人中継が少なくなり、プロ野球中継を観ることは、めっきり減ったが、久しぶりに観るプロ野球は、新鮮でこれがなかなか面白い。娘たちはまったく興味無さげではあるが・・・。

ノスタルジックな感情ではあるが、ドーム球場同志のナイターのシリーズってどうも味気ない。やっぱり、日本シリーズだけの特別感は、デーゲームと密接に関係している。

夕焼けをバックに最終戦のウイニングボールをとる情景が、当時の野球小僧たちの頭に焼き付いている。広島球場なんて、きっと絵になる。

 Posted by at 10:15 PM
10月 282012
 

先日のブログで、周防監督のことを書いたので、気になって、

昨日公開となったばかりの「終の信託」を観てきた。

「終末医療」、「リビングウイル」をテーマにしているので、

どうしても全体的に重くなってなってしまうのは仕方ないが、それにしても映像が暗く重い。

また、2時間半の長さと、ほとんどシーンが病院と検察の取り調べ室なので、

どうしても退屈に感じてしまう。

ただ、客席のほとんどは、シニア層で占められたことを考えても、これからの日本とっては、

この映画が提起したテーマは、とても大切であると思う。

ただ、基本セリフ劇のこの作品には、まだ主演2本目の女優・草刈民代では荷が重すぎた。

寺島しのぶだったら、まったく違う味わいになっていたはず・・・。

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10月 272012
 

昨日は、今年から私立の女子高に通いはじめた長女の先生との二者面談だった。

以前から、長女は私と人との接し方が似ていると感じていた。

面談でも、その話をしたところ、先生も長女から同じ話を聞かされたらしい。

先生曰く「彼女は、不思議と人が集まる雰囲気を自然と醸し出している」とのこと。

手渡された資料の中に、自分の性格を書く項目があり、「父ゆずりの性格が、自分は好きだ。」とあった。

父親としては、決して悪い気はしなかった・・・。

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10月 262012
 

映画公開を前に、さまざまな番宣を試みるのは当然にしても、

どうも、周防監督&草刈民代夫妻のトークが気にかかる。

本来、監督と主演女優の話を聞きたいはずなのに、なぜかいつも映画の内容より、

家庭での夫婦生活の話がメインになってしまう。

 そして、一番の問題が、周防監督の抑揚のないしゃべりが、映画まで面白くないのでは?と連想してしまうことだ。

「終の信託」という重いテーマの映画に、観客を呼ぶことが番宣の主旨であるのに、これでは逆効果だ。

映画の番宣ならば、役所さんと草刈さんでいいのでは?といつも思ってしまう。

「Shall we dance?」以降、映画の作品よりも、草刈さんとの夫婦生活に注目が集まる。

「映画のヒットと作品の評判と、どちらが気になりますか?」との質問に、

「やはり、映画の評判ですかね~。」と答えていたが、今回は、ヒットしないとまずいだろうと勝手に答えてしまった・・・。

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10月 252012
 

東京で売られている「みかん」がこんなに高いことを知ったのは、最近のことだ。

なぜなら、みかんは買うものではなく、実家から送られてくるものだから。

親戚がみかん農家をしていることもあり、子どもの頃からおやつ代わりにみかんを食べていた。

毎日、食べていると、爪が黄色くなったくるのだが、クラスメイトのみんなが黄色いので不思議なことではなかった。

昨夏、父の葬儀のとき、みかん農家の叔母さんから、傾斜の強い土地をみかん畑にすることの苦労話を聞いた。

その年の天候にも左右され、値段も年によって変わる。農家の大変さを垣間見た気がした。

だからなのか、毎冬、送られてくるみかんは、甘くて美味しい。

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