久しぶりにプロ野球中継を観ている。
子どもの頃は、まあまあ熱烈な巨人ファンだった。亡くなった父親も巨人ファンで、すっかり会話も少なくなった高校の頃は、プロ野球と高校野球は父と息子の貴重な会話の拠り所だった。
上京して、一人暮らしの東京生活でも、時折、プロ野球中継は観ていたし、日本シリーズは、大学の授業を抜け出し、生協のテレビで応援したのを覚えている。
20数年前までは、「プロ野球」こそが、日本スポーツ界の頂点に君臨していた。
今や日テレでさえ、巨人中継が少なくなり、プロ野球中継を観ることは、めっきり減ったが、久しぶりに観るプロ野球は、新鮮でこれがなかなか面白い。娘たちはまったく興味無さげではあるが・・・。
ノスタルジックな感情ではあるが、ドーム球場同志のナイターのシリーズってどうも味気ない。やっぱり、日本シリーズだけの特別感は、デーゲームと密接に関係している。
夕焼けをバックに最終戦のウイニングボールをとる情景が、当時の野球小僧たちの頭に焼き付いている。広島球場なんて、きっと絵になる。