9月 262012
 

テレビ版の好評を受けて、映画「○○○○THE MOVIE」とした先駆けは、「踊る大捜査線」だろう。

その後、「花より男子」「相棒」「海猿」「HERO」・・・などが続々と作られていった。

しかし、残念ながら、テレビで面白かったものが映画になった途端つまらなくなるものが多い。

今、観ても、充分テレビ版は、面白い。まだ、ギラギラした青臭い青島刑事と、

いぶし銀の和久さん、上昇途上の室井監理官や可憐で勝気なすみれさん、

そのバランスのとれた空気感を15年後に持ち越すことは難しい。

みんな歳をとる、それは出演者だけでなく監督、脚本家、スタッフ、制作陣も。

「踊る~」の場合、テレビ版のティストが受け継がれたのは、最初の「THE MOVIE」までで、

PARTⅡ以降は、大仰な荒唐無稽なストーリーになってしまった。

15年前、お台場という新しい街の誕生と、そこに当時一番面白かったフジテレビが移転し、

そこに、「湾岸署」がスタートする一体感に、みんなワクワクさせられた。

まだ、観ていないので批評できないが、「THE FINAL」の世界には、

どんなに番宣を重ねても、いや重ねれば重ねるほど、

当時のワクワク感から遠ざかってしまうのは、仕方のないことかもしれない・・・。

 Posted by at 9:28 AM
9月 252012
 

「Facebook」の有効的な使い方を見つけた。

先日、夕食当番として、「クリーンシチュー」を作ることにしたのだが、いつも少しコクが足りないことが気になっていた。

昼、Facebook上で、「クリームシチューのいい隠し味ないですか?」と呟いたところ、

Sさんから、「クリーム状のコーンを加える(自然な甘みとコクがでる)最後に加える牛乳を半分生クリームに代える、あたりが手軽ですよー。」

た、Tさんからは、バタ-ひとかけ溶かすとコクが出るよヽ(^。^)ノ」

Mさんからも、「出来上がってるのに足すもの、となると白味噌かなあ。 昆布茶とか?自分ではやったことないです。。。」

とのアドバイスをもらい、早速試してみた。

メールで直接聞くのは、ちょっと恥ずかしいから、Facebookは、ちょうど使い勝手がいい。

IMG_20120925_173533


 Posted by at 5:41 PM
9月 192012
 

先日、NHKのドキュメンタリー「仕事の流儀」は、高倉健さんのインタビュー特集だった。

日本では数少ない映画俳優(あとは、吉永小百合さんくらいか)として、その存在感は際立っている。

その健さんの素顔は、意外と気さくで、若いスタッフや役者にも話しかけ、冗談も言う。

現場では、座ることなく、ずっとスタッフの仕事ぶりを注視している。

インタビューの中で、最も幸せな生き方は「イヴ・モンタン」だと話していた。

理由は、「晩年若い秘書と結婚したから」という、とても健さんらしからぬ話がおかしかった。

番組の中で、北野武さんが「健さんの気遣い、心配りは真似できない。しかし、すればするほど、どんどん孤独になってくる。」という話は、感動的だ。「だって、健さんに、『それ、間違ってるよ』って注意できる人いないでしょ。だから、孤高の人なんだよ。」

81歳の顔は、まだまだ現役で、87歳の大滝修治さんの演技に涙を流す。

日本人なら、「高倉健」と同時代に生きたことを誇りに思う・・・そんな俳優だ。

photo02

 Posted by at 4:05 PM
9月 182012
 

先週、長女の高校に入って初めての学園祭があり、この1カ月、この日のための練習、準備に明け暮れた。

ダンス部に入部した娘にとって、1年生で選抜チームに入れたこともあり、

晴れの舞台に相当緊張していた様子で、夜遅くまで作業していた。

昨今の傾向なのか、娘の学校も体育会より、軽音、バトン、ダンス部が大人気。

この学園祭で引退する3年生への惜別の意味もあり、涙、涙、涙の発表だった。

まさに、「ザ・青春」な姿に、30数年前の自分を重ね合わせてしまいました~。

DSC_0205

 Posted by at 10:09 AM
9月 142012
 

昨夜の「アメトーーク」の「どうした!品川」は、久しぶりにテレビを観てお腹を抱えて笑う体験をした。

「家電芸人」「運動神経ない芸人」など、ニッチの世界をテーマにしゃべり尽くすのは、

「アメトーーク」の得意技で、他の追随を許さないのだが、

今回は、今や文化人となり下がった芸人「品川祐」の人生をしゃぶりつくし、笑いつくす面白さに感嘆した。

以前から、「めちゃイケ」の片岡Pや「電波少年」の土屋Pなど、バラエティ番組はプロデューサー次第で、面白くなる。

今や、その覇権はテレ朝・加地Pに移り、「ロンハー」「アメトーーク」と手法は違えど、メーターの振り切り具合が痛快だ。

「はねトび」の終了など、バラエティ不遇の時代、お腹の皮がよじれるほど笑わせてくれる、

新たなプロデューサーに出現が待ち遠しい。

 Posted by at 6:32 PM