昨夜、幸田浩子さんと林美智子さんのデュオ・リサイタルを拝見した。
女性オペラ歌手というと、迫力ある体型のオバサマが歌いあげるイメージだが、
ベタな言い方をすれば、美貌のオペラ歌手とでも言おうか。
それでいて、実力があり、まさに今が旬を思わせる声量と表現力が備わっていて、
聴いているものを心地よく、オペラの世界にいざなってくれる。
幸田さんも林さんも何度かソロでは拝見したのだが、
ソプラノとメゾソプラノということもあり、デュオとなるとお互いの個性の違いが
はっきりしてきて、面白かった。
彼女たちが歌手として、もっともっとメディアに注目されていい存在だと思う。