3月 302011
 

昨夜の日本代表とJリーグ選抜のチャリティマッチは素晴らしかった。

試合内容は、お互い調整不足は否めなかったが、こういうチャリティマッチ特有のお祭り気分は影をひそめ

真剣にプレーしていた姿は、感動させるに充分だった。

リーグの最中に、快く送りだしたUEFAのチームはさすがである。

44歳のカズの真摯な姿に、勇気をもらった被災者の方もいたはずだ。

一方、開幕日程でゴタゴタ続きのプロ野球界は、すべての試合をチャリティマッチにするというが・・・。

福岡ドームで日本人メジャーリーガーとプロ野球選抜なんてカード組めないのだろうか・・・?

ナベツネさんの剛腕ってこういう時に使ってこそ、価値があるのでは、と思ってしまう。

3月 252011
 

金八先生はいよいよファイナルへ。

シリーズ1と2は、間違いなく歴史を作ったドラマのひとつだ。

シリーズ2の卒業式前夜は何度観ても泣ける。

中島みゆきの「シュプレヒコールの波、通り過ぎていく~♪」が流れると、

反射的に加藤優逮捕のシーンがオーバーラップする。

高3だった私は、翌朝学校で友達と金八ごっこするのが日課だった。

大学進学の際、迷わず教員養成大学を志望したのは、金八先生の影響だ。

結局、教員にはならなかったが、東京に上京するきっかけでもあった金八先生が

定年を迎えるとは、なにか感慨深い。

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3月 242011
 

ほんの2週間前までは日本の首都で最大の都市であることを疑いもしなかった。

東日本大震災・・・大津波・・・福島原発の爆発・・・計画停電と続いたこの2週間が、

首都「東京」を変えた。

スーパーには、水はもちろん、パン、牛乳、卵など必需品は慢性的な品薄で、レジ待ちの長い列が並ぶ。

計画停電中は、その一体が暗闇化し、都市中に節電が席巻し、どこか薄暗い。

海外アーティストは、来日を取り止め、イベンターはチケットの払い戻しに駆け回る。

駅に氾濫していた広告類は撤去され、どの駅前にも声を枯らしながらの募金活動が目に留まる。

これが、今の東京で起こっていることだし、当分は終わりそうにもない。

3月 232011
 

今さら取り上げることもないのだけれど、セリーグ開幕に向けての動きは恐るべしだ。

自粛、自粛の嵐の中にあっても、一般市民が被る計画停電の最中でも、国や選手会の申し入れがありながらも、

強行しようとする頑なさの影には、一体どういう魂胆があるのだろう・・・?

これだけの大惨事から2週間も経たないこの時期に、

本気でナイター中継が国民に元気をもたらしてくれると、考えているとしたら、

この鈍感さは、これからプロ野球に暗雲をもたらしかねないのに・・・。

思い上がりなのか、鈍いのか、理解に苦しむとしか言いようがない。

3月 212011
 

今回の震災で被災し、不便な避難所暮らしが1週間を過ぎ、寒さと空腹の中にもかかわらず、

支援物資の配給にきちっと並び、スーパーやコンビニで略奪したりはしない。

一日一食しか配給でいない避難所では、老人たちが若者に自分の分の食事を分け与える。

福島原発の処理のため派遣された、東京消防庁のレスキュー部隊。

命の危険を顧みず、放射能が降り注ぐ中放水のためのホースをつなぐ。

震災以来一度も家に帰れないある自衛官は、妻からの「あまり無理しないで。」のメールに

「こんなときに無理しないで、いつ無理するんだ。」と返信する。

日本人であることを誇りに思い、逆境の日本人は凄いんだ。