10月 292010
 

徳永英明のヒット以降、猫も杓子のカヴァーアルバム流行りだが、

まずは自分の曲をしっかり歌いなさいと思う。

つるの某などは、デビューがカヴァーだったりする。

そうした傾向の中、JUJUの「Reqest」は凄い。

jacket_m

椎名林檎、ドリカム、宇多田ひかるから果てはスピードまで

ここまで歌われてしまうとオリジナルの歌手は嫌だろうな~。

それはもちろん、歌声、歌唱力などは当然なのだが

詩を解釈する力が図抜けているからだろう。

自然に歌詞をストーリーとして頭に刻み込ませてしまうのが凄い。

必聴盤と言っていい。

 Posted by at 9:50 AM
10月 282010
 

7月から中二の娘の家庭教師をやっていたのだが、中間試験の結果に愕然とし、

やはり親では無理だと、近所の学習塾に通わせることに。

内容を知るため、娘と2人で面接を受けることに・・・。

相手はさすが、プロで縦板に水のごとく、娘の弱点やこれからの勉強方法、受験対策まで言い当てていく。

友達も同じ塾に通っているので、娘は通う気満々な様子なのだが、

「受験では、学校の授業だけでは補えない」という事実は、今や当たり前のことなのかも。

家族みんなで食事する時間が奪われる・・・なんて考えるのは大袈裟なのかな~。

 Posted by at 9:22 AM
10月 272010
 

“Life is song”とでも言うべきなのか、スーザン・オズボーン来日公演が、昨夜、王子ホールで開催された。

susan_osborn_01_thumb

その堂々たる体躯の奥底から響き渡るような歌声は、オペラ歌手にも引けをとらない。

「赤とんぼ」「ふるさと」「さとうきび畑」など日本人にはなじみ深い楽曲に、

本人が訳詞をつけ歌いあげるのも、とても味わい深いものだった。

とくに、「アメージング・プレイス」は圧巻で、あんな凄い「アメージング・プレイス」は聞いたことがない。

流行りのヒーリング・ミュージックや癒しなどとは一線を画す、荘厳でかつ愛のこもった歌声だった。

できることなら、もっと広い会場でオーケストラをバックに歌いあげるスーザンを観たい。

 Posted by at 8:56 AM
10月 252010
 

2010_1024

現在生きている日本人で、本当に天才と呼べるのは、私は3人だけだと思う。

イチロー(MLB)、羽生善治(棋士)そして・・・・・武豊(騎手)。

異論もあるかと思うが、王・長嶋も何だか「天才」とは違うような気がする。

昨夜の「情熱大陸」を観てわかったことは、3人の天才の共通しているのは、

「21世紀中に破られることはない圧倒的な記録を持っていること。」

「ライバルは自分だけで、昨日の自分より『強く、うまく』なることしか考えていないこと」の二つだ。

あれだけしつこく取材する「情熱大陸」をもってしても、

結局、騎手としての姿しか映すことができないのは、「武豊」の凄さであり、天才たる所以である。

と、考えると、この3人は引退後、どういう道を辿るのか、とても興味深い。

なぜだか監督や後進の指導や評論家には向かない気がするのだが・・・。

10月 222010
 

会社設立以来、3年間携わってきた公演、白石加代子の源氏物語が

昨夜の横浜・関内ホールの公演で一旦幕を降ろす。

3年前はまだ、会社自体が右のものか左のものかもわからない状況の中、

まかせてもらった仕事で、結局横浜3公演・鎌倉2公演が実現に至ったことには、

主催社(tvk・横浜リビング・湘南リビング新聞社)及び制作会社(る・ひまわり)に

感謝しきれるものではありません。

おかげで、ようやく「アンプラグド」の輪郭を掴みつつある昨今、

白石さんのひとり語りを心に刻みたいと思った最終公演でした。