いったい誰がこの映画をみるのだろう・・・?と不可思議な映画がある。
最近、思ったのが香取慎吾主演の「座頭市」だ。
主演が「SMAP」だとなると、テレビ各局の気の使いようは相当なもので
今回も手を変え、品を変えのプロモーション合戦だろう。
そこで、疑問なのが
1.なぜ、今「座頭市」なのか?
何度もリメイクされてはいるが、この時代、座頭市を映画館で観たい人がどれだけいるのか?
香取くんのファンでさえ、「座頭市」の香取くんを観に、映画館に足を運ぶのだろうか?
2.なぜ、座頭市役は「香取慎吾」なのか?
大前提として、「勝新太郎」以外では成立しない映画ではあるが、なにも香取くんにさせることはないのに・・・。
企画段階で、「香取慎吾主演で何をやろうか?」と考えたのか、それとも「座頭市をやるにあたって誰を主役にしようか?」
と考えたのか、いずれにしても、いずれの解答が間違ってはいるが・・・。
3.関係者は「香取慎吾」にどうなってほしいのか?
明るく、元気な「慎吾ちゃん」を演じるには、曲がり角にきた感のある現状と向きあわざるを得ない。
このままだと、仮装大賞の司会だけになりかねない危機感が「座頭市」に向かわせたのか・・・?
最後に本編を観ていないので、予想に反して素晴らしい出来かもしれないが、おそらく予想は当たっている。