(2008年09月24日11:57)
「パコと魔法の絵本」を家族で観ました。
ついに、日本にもこんなファンタジーな作品が作られる時代になったんですね。
不得意分野だったはずなのに・・・。
半分を過ぎたあたりからもう涙が止まりません。
中島監督は、「世にも不思議な物語」のデレクションされた時から注目していましたが・・・
中島ワールド、すごいです。
ふんだんに宣伝費をつぎ込むディズニーや宮崎作品にも全く引けを取らない、素晴らしすぎます
(2008年09月24日11:57)
「パコと魔法の絵本」を家族で観ました。
ついに、日本にもこんなファンタジーな作品が作られる時代になったんですね。
不得意分野だったはずなのに・・・。
半分を過ぎたあたりからもう涙が止まりません。
中島監督は、「世にも不思議な物語」のデレクションされた時から注目していましたが・・・
中島ワールド、すごいです。
ふんだんに宣伝費をつぎ込むディズニーや宮崎作品にも全く引けを取らない、素晴らしすぎます
(2008年01月26日14:14)
人間はまったく出てきません。
でも、打ちのめされる映画です。
ネタばらしになるのでかけませんが どれだけの時間と労力をかけて撮影したのか、
地球と向き合う撮影者の魂には 敬意を表さずにはいられない映画です。
越冬するため、世界一高いヒマラヤ山脈を越えるアネハ鶴なんて
心がかきむしられる映像なのです。
50万年前、隕石との衝突で太陽から絶妙な距離と 23.5度の地軸の傾きを得た地球の奇跡を、
わずか100年しか生きられない人間が壊していく・・・。
あまりに怖ろしい現実です。
いつもの大宣伝合戦で賑わす「ギャラクシー街道」だが、映画への期待感がそれに伴わないのが淋しい。
このところ、不作が続くのは、なにも映画だけではなく、テレビでも三谷作品は、
「古畑任三郎」「王様のレストラン」などの名作を超える作品は生み出せていないのだが・・・。
映画について話すと、前半はめちゃくちゃ面白く描かれているのに、
話が進むにつれ、その勢いは急降下して最後は、ありきたりな結末へと向かう。
「有頂天ホテル」「ザ・マジックアワー」「素敵な金縛り」など、肝心のオチが感動のフィナーレに結びつかず、失速する。
手作り、低予算で進めた「ラヂオの時間」「みんなのいえ」にも及ばないのだ。
公開早々から、酷評が続く「ギャラクシー街道」は、果たしてお金を払ってでも観る価値はあるか?
三谷監督・脚本、キャスティングも毎回同じ顔ぶれとなると、結果は自ずから見えてくる・・・。
封切り当時、「東京家族」を観た姉から、絶対お薦めの映画だと紹介されていながら、ついつい先延ばしにしてしまい、見損なってしまったのを残念に思っていた。昨夜、地上波初放映を観て、なるほど薦められた理由がわかった。
なぜなら、まるで、山田洋二監督がモチーフとしたのではないかと思うくらい、我が家の家族にそっくりな設定だったからだ・・・。
作品は、山田洋二監督らしい極々身近にある家族の風景を淡々と描いた良作で、田舎に暮らす年老いた夫婦が、上京し東京で生活する子どもたちの家を泊まり歩くお話。
長男は医者、長女は美容師、そして問題多き次男は、その日暮らしで舞台美術の仕事をしている設定で、老夫婦と子どもたちを縦軸に、一番世話のかかる次男を「妻夫木聡」と付き合っている彼女「蒼井優」との関係を横軸に、描き出す世界は、まさに小津作品「東京物語」への山田監督のオマージュなのでしょう。
私も東京に出てきてから、就職もせずバンドなどという、ふらふらしていた時期、親父との関係は最悪だったし、就職してからも仲を取り持っていたのは、いつも母だった。
映画の中で、最後に「橋爪功」演じる頑固な父親が、蒼井優に対して「今まで、アイツは女々しくて頼りない息子だと決めつけていました。それが、アンタとの仲睦まじい姿を見て、そうか、アイツは母親似の優しい子で、その優しさが何よりアレの値打ちなんだと気づかされました。」と優しく語りかける。
このセリフは、亡き父が私に語りかけてくれているのではないかと思ったくらいで、号泣ものだった。
もちろん、親父が、私のことをどう思っていたかは聞かされたことはなかったが、「アイツは、いい嫁をもらった。」と思って亡くなったことは、きっと間違いない・・・。