(2008年12月16日17:44)
はやくに母親を亡くし、男親ひとりで男の子を育てあげる話が、
得意のじんわりと染みわたるように家族劇で展開される。
その中で、主人公ヤスさんが大人になった息子に語るセリフが、
「親が子どもにしてやらんといけんことは、一つしかありゃせんのよ。」
「・・・なに?」
「子どもにさびしい思いをさせるな」 ・・・
深いな~。この言葉。
そういえば、うちの実家は魚屋だったから家に帰ったら必ず家族の誰かがいて、
家の中でひとりになることなんて高校卒業するまでなかったな~。
そういえば、家族っているだけでよくて、 でも、それがうっとおしい頃もあったけど、
やっぱりそばにいてやれることが大切で、
そばにいてもらうことは幸せなことかも、しれない・・・。